ぼんこの息子は小学校1年生。
夏休み、学童通いの途中から行き渋りが始まりました。
夏休み最終週は学校まで一緒に歩いていくものの入り口で泣いてしまい、結局一緒に家に帰る毎日。お盆明けからはほとんど学童に行けなくなってしまいました。
急に始まった行き渋りに戸惑う私。
何がそんなに嫌なのか聞くと、
・夏休みなのになんで行かないといけないん?
・学童は煩くて頭が痛くなるから行きたくない
と理由を述べる息子。
少し神経質で完璧主義なところもあるから、気になってるのかな?夏休みが終わって登校班での登校になったら大丈夫かなと思っていました。
しかし、2学期になっても朝になると行きたくないと言う日がずっと続いたんですよね。
何か不安なことがあるのだろうか…
1学期中盤にも先生から「朝の会で『お母さんに会いたい』と泣いていました」と連絡もらったことを思い出しました。
そういえば、「あー、家がいいなぁ」と言ってる日もあったな…
全然子供に寄り添えていない私…凹む。
詳しく聞かず付き合ってみようと思い、しばらく様子を見てみました。
毎朝集合の15分前くらいから落ち込む息子。横に座り手を握ったり抱きしめて落ち着かせたりしても、「ついてきて…」と不安そうな。私も登校班について歩いて行き、校門で涙ぐみながら別れ、帰ってくるとケロッとして「どうだった?」と聞くと「たのしかった!」と答える息子。こんな日が2ヶ月くらい続きました。そんな息子を家に1人置いて出社できず、会社に相談してほとんどリモート勤務にしてもらいました。
11月になって変化が現れました。マラソン大会に出場したのをきっかけに息子が「朝練やろう!」と言って集合前に20分ほど家の前を2人で走ることにしたんです。
その日から徐々に行き渋りがおさまりました。こんなに変わるのかとビックリしたんですが、登校班の列で振り返ることもなくスタスタ歩いていきます。
15〜30分の運動や日光を浴びることで、セロトニンという精神安定剤のような役割の神経伝達物質が体内で生成されるそうなので、まさにその効果だったのかなと思っています。
更に、一緒に朝練している私も朝の運動の効果を実感しています。
ちょっと拍子抜け。ですが、何事もなかったかのように登校する息子を見て思うのは
「何もないのがいちばん幸せ。」
冬休みが来ますね。長期休み明けは大人でも難しい時期。
「また、学校に行きたくなくなるかもしれない」と心の片隅において備えようと思います!